子犬の病気の予防トイプードルに限らず生後3ヶ月以上たった子犬は役所に登録し、狂犬病の予防接種をすることが法律で決められています。動物病院で予防接種をしてください。 子犬の病気のなかでも、死亡率が高く恐ろしいのが伝染病。予防のためにはワクチン接種が大変重要です。ワクチンには、何種類かの病気に対応する混合ワクチンと、1つの病気に対応する単独ワクチンがあります。一般に、子犬の時期に混合ワクチンを2〜3回接種し、あとは半年〜1年に1回接種します。 混合ワクチン接種の時期については、回数の多さや早ければ効果があるものではありません。 ワクチン接種は、獣医師とよく相談して、子犬の体調の良い時に行ってください。また、ワクチンの効きめを守るための細かい注意点があります。 例えば、子犬の場合は、ワクチン接種後1ヶ月は出来るだけ外に出さないようにしなければなりません。 ※特に小型犬のトイプードルについては、下記のスケジュールで2回接種をお薦めします。 ワクチンの接種回数は獣医師さんの中でも意見が分かれており、【生後3ヵ月を過ぎた時点で2回目が済んでいれば、3回目は必要ない】と仰る獣医師さんが多いようです。 これは言い換えると、生後60日前後に1回目、生後90日前後に2回目のワクチンを接種していたら、という意味です。 これは、母親からの移行抗体の消失の時期の予想に関係しています。 一般的な移行抗体の消失時期は生後45日〜60日のため、多くの子犬が抗体を消失する生後60日で1回目のワクチンを接種して、生後90日に2回目を受けます。 そうなると2回目のワクチンの頃には、一般的な移行抗体の消失時期を過ぎているため、「ワクチンの最終接種日が、生後90日を過ぎていたら大丈夫!」となるわけです。 フィラリア この病気は死亡率がとても高く、子犬の死因No.1にあげられるほど恐ろしい病気です。フィラリア症にかかっている犬の血を吸った蚊によって媒介されるこの病気は、寄生虫が心臓などに住み着くため治療が大変難しいので、予防がとても大切です。薬を飲むことで予防できますので、獣医師に相談し、必ず飲ませるようにしましょう。 かかりやすい伝染病 ☆ジステンパー 犬の伝染病の代表ともいえる恐ろしい病気。感染力がとても強いため子犬がかかりやすく、1度かかってしまうと治療の決め手がない。回復しても後遺症が残る場合がある
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